ホルマリン固定・パラフィン包埋切片用の新しい抗原賦活化試薬です。多くの場合，抗原賦活化は弱酸性の試薬を用いて高温条件下で行いますが，アルカリ性の試薬による賦活化が必要な抗原もあります。
抗原賦活化試薬の特長
- 100倍に濃縮されたストック溶液で，25 リットル以上の試薬を調製可能です。
- 最適な希釈法や賦活化条件を解説したプロトコルが含まれています。
| 商品コード | pH | 仕様 |
|---|---|---|
| H-3300 | 6.0 | クエン酸ベース |
| H-3301 | 9.0 | Trisベース |
本製品による抗原賦活化を行わなかった場合（左）と行った場合（右）の染色像の比較（ヒトリンパ節）。
一次抗体：抗Cyclin D1 ウサギモノクローナル抗体（#VP-RM03），
検出試薬：ImmPRESS Reagent Anti-Rabbit Ig（#MP-7401），DAB Substrate（#SK-4100），Hematoxylin QS（#H-3404）
MEMO
抗原賦活化とは
ホルマリン固定を行ったパラフィン包埋切片を免疫染色する場合，アルデヒドの架橋形成によって，立体構造的に抗体が抗原認識部位に到達できず，抗体反応が起こらないまたは弱くなる現象がみられます。加熱処理などによって抗原分子を変性・分解させ，抗体が抗原を認識できるようにする操作が抗原賦活化です。その正確な原理は明らかではなく，賦活化条件も経験によるところが大きくなっています。
Vector Laboratories 社 Tutorials（動画による操作方法の説明）
抗原賦活化試薬の価格
| メーカー | 商品コード | 商品名 | 包装 | 価格 | 在庫 | リスト |
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| VECベクターラボラトリーズ VECTOR LABORATORIES, INC. | H-3301 | Antigen Unmasking Solution, High pH | 250ml | \24,000 | 1個 | 追加 |
| VECベクターラボラトリーズ VECTOR LABORATORIES, INC. | H-3300 | Antigen Unmasking Solution | 250ml | \24,000 | 2個以上 | 追加 |
| メーカー | 商品コード | 商品名 | 包装 | 価格 | 在庫 | リスト | |||||||||||||||
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| VECベクターラボラトリーズ VECTOR LABORATORIES, INC. | H-3301 | Antigen Unmasking Solution, High pH | 250ml | \24,000 | 1個 | 追加 | |||||||||||||||
| 説明文 | ホルマリン固定のパラフィン包埋した組織から，高温処理法を用いて抗原を露出させるのに有効な，Tris をベースにした pH の高い溶液。 | ||||||||||||||||||||
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| 掲載カタログ | 免疫染色実験ガイド2014-2015 p.108 | ||||||||||||||||||||
| 製品記事 | Antigen Unmasking Solution | ||||||||||||||||||||
| 関連記事 | |||||||||||||||||||||
| VECベクターラボラトリーズ VECTOR LABORATORIES, INC. | H-3300 | Antigen Unmasking Solution | 250ml | \24,000 | 2個以上 | 追加 | |||||||||||||||
| 説明文 | ホルマリン固定のパラフィン包埋した組織から,高温処理法を用いて抗原を露出させるのに有効な,クエン酸をベースにした溶液。 | ||||||||||||||||||||
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| 掲載カタログ | 免疫染色実験ガイド2014-2015 p.108 | ||||||||||||||||||||
| 製品記事 | Antigen Unmasking Solution | ||||||||||||||||||||
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